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HAMADORI飛行艇型ドローン「HAMADORI(ハマドリ)」
飛行艇型ドローン「HAMADORI」は、HAMADORI3000、HAMADORI6000の2種の機体があり、それぞれ目的に応じて、使用しております。
HAMADORIは、平地の少ない日本だからこそ開発された飛行艇型の無人航空機(UAV)です。
人や人工物の少ない水域であれば、水面を滑走路とし、上空へ飛び立つことができます。(水面が波立っている海面上でも、問題なく離着水ができることはすでに実証済です。)
また、揚力を生む固定翼型にすることで、飛行効率が上がり、回転翼型では難しい長時間・長距離飛行を可能にしました。これまで膨大なコストをかけていた遠方への観測・調査・監視を無人化・省力化し、コストを大幅に抑え、高頻度で行うことを実現しました。
翼幅約3mあるHAMADORI3000は、実用化を完了し、現在事業化を進める段階に来ており、翼幅6mあるHAMADORI6000は、2022年度より実証実験を開始予定をしております。
TYPE「HAMADORI」は2タイプ
SIZE「HAMADORI」のサイズ感を紹介
「HAMADORI」は長時間・長距離飛行や耐環境性、拡張性などを実現させるために、各タイプでサイズが異なっております。
利用する分野・用途・目的にあわせ、「HAMADORI3000」「HAMADORI6000」を使い分けております。
詳しくは各製品ページでご紹介いたします。
HAMADORI 3000
翼幅約3mの「HAMADORI3000」は、航続時間約2時間、時速65km、運用範囲約20kmの性能を持っております。
陸地から操縦して使用することもできますが、船舶で運搬が可能なサイズとなので、例えば有人船舶で、外洋まで移動し、そこから飛行させることも可能です。水上で離着水できる飛行艇型だから、上空からの観測だけではなく、着水し水中のセンシングもでき、幅広い分野で活用できる機体です。
HAMADORI 6000
翼幅約6mの「HAMADORI6000」は、航続時間約8時間、航続距離約740km(400海里)の性能を持っております。
航続時間、距離、サイズ感から陸地での操縦を想定した機体ですが、機体を運搬できるような大型船舶であれば運搬も可能です。
航続距離が400海里(740km)というのは、排他的経済水域での監視などを想定した機動性となり、その機動性は幅広い分野でも活用できる機体性能です。